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元行政書士のひとくちコメント

世の中の話題に、元行政書士がまったりコメント。
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テポドン2発射を斬る!
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     こんにちは。行政書士の高田です。

     梅雨は晴れていても湿気が気になりますね。我が家では洗濯物用と居室用に2台の除湿器をフル稼働させています。貯まった水の一部を鉢植えにやりながら、これってエコ?と思う今日この頃です。

     さて、今週、北朝鮮が日本海へ向けて、テポドン2を含む7発のミサイルを発射しました。とは言っても、テポドン2は発射直後に1段目が爆発し、構造的欠陥を露呈しただけでした。その前後に計6発の短距離ミサイルも発射しましたが、カモフラージュのつもりだったのでしょうか、意図がわかりません。

     テポドンシリーズは、ノドンミサイルにブースターを取り付けて2段化した大型ミサイルで、ブースターを大型化したテポドン2は今年になって開発が完了した模様です。射程は3,000〜6,000kmで、核弾頭も搭載可能と言われていますが、北朝鮮には肝心の小型核弾頭がありません。また、誤差が1.5km程度あり、通常弾頭では効果が薄く、使い道がないというのが現実のようです。

     北朝鮮には特に発展した産業がありませんから、普通に貿易をしていたのでは赤字になってしまいます。そこで、麻薬、偽札、偽造たばこの輸出?によって、外貨を獲得していました。ところが、アメリカが銀行を押さえて、このお金の流れをストップしてしまったために、北朝鮮はかなりの苦境に立たされています。このため、ミサイルを諸外国に売り込むためのデモンストレーションという側面もあったのでしょうが、完全に失敗に終わったようです。それ以上に、閉塞感漂う状況の打開も目論んでいたのでしょうが、今までのようにうまくいきそうにはありません。

     これまで、北朝鮮は外交が行き詰まると、強硬策をとって切り抜けてきたという歴史があります。子供が、お菓子を買ってもらえないことに腹を立てて、床に寝ころんで暴れるようなものです。交渉を継続するため、日本や韓国がわがままを聞いていたため、今回もと思ったのでしょうが、もう柳の下にドジョウはいませんでした。

     アメリカのお家事情が大きく絡むのですが、イラク戦争での汚名返上のため、アメリカは新たな悪者を求めているのです。そんなとき、独立記念日にめがけて北朝鮮がミサイルを発射したのですから、放っておくはずがありません。そして、アメリカの後ろ盾を得て、日本が強気の対応を取ったのも、北朝鮮にとっては想定外だったでしょう。

     国連安保理においても、北朝鮮と親しい中国、ロシア以外の13カ国は、制裁に肯定的な立場を取っており、もはや「ならず者国家」のレッテルが板に付いた感があります。そもそも、21世紀の現代において、独裁国家そのものが時代遅れというか、時代錯誤なのです。

     今回の事件で明らかになったことは、テポドン2は完成度が低く、大きな脅威ではないということと、北朝鮮がかなり逼迫した状況にあるということ、そして、北朝鮮のダダが通じる国は中国とロシアしかないという現実です。北朝鮮はもとより、中国とロシアにも、この現実を直視してもらいたいものです。

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