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元行政書士のひとくちコメント

世の中の話題に、元行政書士がまったりコメント。
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海洋調査問題を斬る!
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     こんにちは。行政書士の高田です。

     先日電車に乗ろうとしてSuicaの残高が足りないことに気付きました。慌ててチャージしようとしましたが、千円札の1枚も持っておらず、数年振りに160円きっぷを買ってしまいました。私は普段から現金をあまり持ち歩かないのですが、程度ものだな、と反省した日でした。

     さて、数年どころか30年振りに、海上保安庁が竹島周辺海域の海洋調査を行うとの報道に、韓国側が猛反発しています。竹島問題については、以前にも斬ったことがあるので(参照:竹島問題を斬る!)、そちらも併せてご覧下さい。

     韓国は、過去4年間に4回の海洋調査を行っていますが、事前通告は一切なく、日本の排他的経済水域(EEZ)内でも勝手に調査を行いました。これは国連海洋法条約に違反する行為ですが、韓国は日本政府の抗議を無視し続けています。加えて、6月にドイツで開かれる国際会議で、韓国は竹島周辺の海底地形に韓国名を提案しようとしているのです。このまま韓国名が付いてしまえば、韓国による不法占拠が国際社会においても既成事実化されてしまうと慌てた日本政府は、急遽今回の調査を決めたのです。

     安倍官房長官は19日、「わが国のEEZ内で科学的な調査を行うことは国際法上、問題ない。国際法にのっとり冷静に対応することが大切で粛々と作業を進めていく」とコメントし、韓国側に冷静な対応を繰り返し呼びかけました。しかし、韓国海洋警察は5,000トン級の「サムボン号」以下20隻を竹島周辺に派遣し、測量船の拿捕を念頭に置いた訓練を繰り返しています。5,000トン級というと、海上自衛隊の第1護衛隊群旗艦「しらね」クラスに相当します。これは普通の感覚では軍艦ですよね。20隻という数も異常です。例えば、当該海域を管轄する第8管区海上保安本部の巡視船は、合計で10隻しかありません。また、軍特殊部隊出身の特攻隊員約30名が測量船の操舵室を占拠する作戦も立てているとか。このほか、哨戒機が10分以内に竹島近海に到着できる態勢をとっています。

     これはもう、「過剰な反応」、なんてのんきなことを言っている場合ではありません。平和ボケした日本人には解らないかも知れませんが、世界の常識からすると、宣戦布告と取られても仕方のない状況なのです。だって、政府の測量船に対して、20隻もの武装艦艇と哨戒機、ヘリ、特殊部隊が展開し、作戦を実行しようとしているんですよ?これを戦争と言わずに、どうごまかすのでしょうか

     日本政府は測量船を境港沖に停泊させたまま、21日に谷内正太郎外務次官を韓国へ派遣し、外交交渉による事態打開を図ろうとしましたが、韓国側との協議は平行線をたどっているようです。「戦争」の対義語は「平和」だという説がありますが、私は「交渉」だと思います。紛争解決の手段を外交に求める国と、戦争に求める国があるからです。政府のやり方は手ぬるいとか、摩擦を避けてきた外交のツケだとか、批判的な意見も出ていますが、それは事実だとしても、私は戦争を求める国にはなって欲しくないと思うのです。

     確かに、韓国は国際法を無視した横暴なやり方を繰り返していますが、だからといって、日本も違法な手段で応じていいはずはありません。日常生活でも同じことですが、例え違法なことをしている相手に対しても、合法的に対処しなければなりません。殴られたから殴り返す、では自分も加害者になってしまいますからね。ともかく、この一件が早く解決して欲しいと願うばかりです。

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