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元行政書士のひとくちコメント

世の中の話題に、元行政書士がまったりコメント。
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ヒューザーの破産を斬る!
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     こんにちは。行政書士の高田です。

     昨日、耐震強度偽装で話題の株式会社ヒューザーに対する破産手続開始決定が出ました。申立の棄却を求める答弁書を提出するなどしていたヒューザー側は、この決定を不服として抗告する方針です。

     あれ、おかしいなと思いましたか。どうして住民が破産を申し立てて、ヒューザーが反対するんでしょう。その前に、破産の手続について少し説明しておきます。

     破産というのは、今ある財産を債権者に平等に分配する手続のことです。破産すると家を取られてしまうんですか、と聞かれることがありますが、まさにそういう手続です。個人の場合、その後の生活もあるので、一定の財産を残すことができますが、法人の場合は全ての財産を分配しなければなりません。

     また、ヒューザーは自治体に約139億円を請求する訴訟を起こしているので、債務超過ではない、つまり破産する必要がないと主張していましたが、そんな訴訟に勝ち目はありません。飲酒運転のドライバーが事故を起こしたら、運送会社が警察を相手に「飲酒運転するような奴にどうして免許を発行したんだ」と言うようなものです。まったくもって印紙代の無駄としか言いようがありません。しかもその額約2000万円。一体何を考えているのでしょう。

     このように、実質的に債務超過の状態にもかかわらず、残り少ない財産を使い続けているわけですから、住民にとっては一刻も早く破産手続を開始して、管財人に委ねたかったのです。ちなみに、管財人というのは破産者の財産を管理する人のことです。具体的には、残っている財産を調査し、債権者に平等に分配します。管財人には弁護士が選ばれますが、破産者が側でも債権者側でもありません。強いて言うなら、裁判所よりの立場の人です。

     それにしても、この期に及んで会社を存続させたいという、意図がわかりかねます。住民は勝ち目のない裁判など望んでいないのですが。最後の最後まで、住民を無視した会社だったということでしょうか。

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    | - | 2006/10/26 9:55 PM |